読書週間「ホントノキズナ」
「げだい」とは「外題」、つまり本の背表紙をいつもながめて商売している者は、内容はまったく知らないが、知ったかぶりの学者きどりであるという皮肉が込められている。貸本屋はいまは少なくなったが、図書館の司書とて、すべての本を読んでいるわけではあるまい。むしろ知ったかぶりでもいい。本のタイトルと著者と装丁を知っているだけましである。では「外題」だけ記す。
木内高音「建設列車」
藤森成吉「ピオの話」
石井桃子「ノンちゃん雲に乗る」
平塚武二「太陽よりも月よりも」
国分一太郎「すこし昔の話」
竹山道雄「ビルマの竪琴」
筒井敬介「コルプス先生汽車に乗る」
猪野省三「希望の百円札」
太田博也「ポリコの町」
北畠八穂「ジロープーチン日記」
青木茂「三太武勇伝」
岡本良雄「ラクダイ横丁」
壺井栄「柿の木のある家」
塚原健二郎「風船は空に」
壺井栄「母のない子と子のない母と」
与田準一「五十一番目のザボン」
壺井栄「二十四の瞳」
阿部知二「新聞小僧」
佐藤義美「あるいた雪だるま」
打木村治「生きている山脈」
北畠八穂「あくたれ童子ポコ」
住井すゑ「夜あけ朝あけ」
国分一太郎「鉄の町の少年」
太田博也「風くるま」
片山昌造「あかつきの子ら」
国分一太郎「リンゴ畑の四日間」
いぬいとみこ「ながいながいペンギンの話」
石井桃子「山のトムさん」
石森延男「コタンの口笛」
新田次郎「風の中の瞳」
今井誉次郎「たぬき学校」
平野威馬雄「レミは生きている」
大蔵宏之「戦争っ子」
佐藤暁「だれも知らない小さな国」
いぬいとみこ「木かげの家の小人たち」
塚原健二郎「風と花の輪」
柴田道子「谷間の底から」
斎藤了一「荒野の魂」
山中恒「赤毛のポチ」
松谷みよ子「龍の子太郎」
鈴木実他「山が泣いている」
早船ちよ「キューポラのある街」
古田足日「ぬすまれた町」
いぬいとみこ「北極のムーシカ・ミーシカ」
吉田とし「少年の海」
香山美子「あり子の記」
那須田稔「ぼくらの出航」
中川李枝子「いやいやえん」
山口勇子他「つるのとぶ日」
庄野英二「星の牧場」
早乙女勝元「火の瞳」
稲垣昌子「アマおばさんはネコがすき」
長崎源之助「あほうの星」
いぬいとみこ「うみねこの空」
今西祐行「肥後の石工」
古田足日「宿題ひきうけ株式会社」
山中恒「青い目のバンチョウ」
那須田稔「白カバと少女」
長崎源之助「ヒョコタンの山羊」
前川康夫「ヤン」
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