合コン、婚活時代の欺瞞
「婚活」という言葉は社会学者・山田昌弘が2007年「AERA」で使った造語である。いまや少子化を反映して、合コン、婚活ブームがおこり、若者たちの間で「必ず結婚しなければならない」や「結婚しなければ孤独死が待っている」と不安にさせ、ビジネス展開を図っている。そのためストレスを感じ、「婚圧」という新語すらできた。はたして人はみな、結婚して子どもを産むことが義務づけられているだろうか。また家系を絶やさないようにすることが立派なことだろうか。テレビでは「家族に乾杯」が放送され、家族との絆が美化されている。生涯独身を恥や悲嘆の原因とみなす考えは間違いだ。結婚しなければ幸福でないというのはウソである。独身には結婚よりも数々の利点がある。皮肉なことにそれは結婚したものだけがわかる。
先生お疲れ様です。私もご意見にほぼ同意です。自身10数年に亘るコンカツの末、4年前に結婚いたしました。いろいろな考えがあって然るべきなのに…世の結婚至上主義の風潮には大いに苦々しく感じております。
投稿: ステレオタイプ | 2012年10月17日 (水) 18時51分