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2012年10月23日 (火)

木村貞行「絶命詩」

Mkimura   赤穂四十七士のひとり、木村岡右衛門貞行(1658-1703)は浪々のうちにも学問に熱心であり、文才をうたわれた。漢詩を作り、これを兜頭巾の裏につけて、吉良邸に攻め入り、奮戦した。討入りに際しての詩「野詩一絶を綴りて以て其志を述ぶ」が残っている。

身浮雲に寄す滄海の東

久しく恩義を愆世塵の中

花を看 月に対し無窮の恨み

散じて暁天草木の風と作らん

   (室鳩巣「赤穂義士録」)

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