ゼロ年代女優ヒラリー・スワンク
CSでたまたま「ベストキッド4」(1994)を観た。空手の達人ミヤギ(ノリユキ・パッド・モリタ)が弟子を育てるストーリーは同じだが、今回は女子高生ヒラリー・スワンク(当時20歳)。彼女は30歳までに2回アカデミー主演女優賞を手に入れた。彼女の映画を見るのは初めてで名前も初めて覚えた。「ベストキッド」は空手で、「ミリオンダラー・ベイビー」はボクサーと肉体派の女優。ドレスを着るとフェミニンな雰囲気もあるが、顔立ちはゴッ苦しい。「コワい顔美女」系でシガニー・ウィーヴァーのような感じ。ゼロ年代に2度もオスカーを取った女優はほかになく、もっと名前が知られてもいいとおもうのだが、アンジェリーナ・ジョリーやミラ・ジョヴォヴィッチに比べ日本での知名度は低い。雑誌「SCREEN」の附録「スター名鑑」にその名前が載るようになったのは、なんと2度目のオスカー女優となってからである。それ以前から「ベストキッド4」「ビバリーヒルズ青春白書」にも出演していたというのに、日本ではブレイクしなかった。やはり外国女優の場合、日本人好みの顔立ちというのがあるのだろうか。(Hilary Swank)
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