ノーベル賞騒動とホラ吹き男
山中伸弥教授のノーベル賞受賞で沸きたつなか、読売新聞は森口尚史が重症の心臓病患者にiPS細胞で治療に成功したと発表した。だがハーバード大学ではこの事実を一切否定。13日読売新聞は一転して、森口の説明は虚偽で、それに基づく一連の記事は誤報と謝罪した。「東大医学部iPS細胞バンク研究室室長」などの肩書は詐称、論文の内容もほとんど捏造であろう。刑法的には特定の被害者がないので問われることはあるまい。ただのインテリのホラ話だったのだ。ケーシー高峰か横山たかしに弟子入りし医事漫談するしか今後の道はない。しどろもどろにホラを吹き、あげくに「すまんのぉ~」と涙ながらにハンカチを握り締めて泣けば、みんな笑うほかない。
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先生お疲れ様です。今回の一件、おっしゃる通り、実害としてはないのかも知れません。ただし報道のあり方としては大いに問題ありというのが小生の感想です。かつての遺跡の捏造事件や度重なる冤罪事件の報道にみられるようによく裏をとらずに垂れ流し、その責任を自覚しようとしない報道機関の責は免れないと思いますよ。
投稿: ステレオタイプ | 2012年10月14日 (日) 11時53分