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2012年10月14日 (日)

福島県ご当地文学

201208_adatara_02thumb380x2851800 あれが阿多多羅山、

あの光るのが阿武隈川

   こうやって言葉すくなに座っていると、うっとりねむるような頭の中に、ただ遠い世の松風ばかり薄みどりに吹き渡ります。

阿多多羅山とは、現在の安達太良山のこと。高村光太郎「智恵子抄」の「樹下の2人」の詩跡がある。

  「小公子」の翻訳で知られる若松賤子は会津若松の生れ。水野仙子は須賀川の生れ。吉野せい「洟をたらした神」は大正から昭和にかけ、開拓農民として生きた女性の記録。玄侑宗久の「中陰の花」。いわき市に「草野心平記念館」がある。

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