ばら戦争
ばら戦争(1455-1485)は、ランカスター家とヨーク家が王位継承をめぐって争った国内の戦争である。ランカスター家のヘンリー6世が精神の病を得たため、ヨーク公リチャードが王位継承を求めたことに端を発した。セント・オールバンズにおいてヨーク軍がヘンリー6世の軍を破り、ヨーク公リチャードの息子エドワード4世が王位についた。エドワード4世の死後、弟リチャードは2人の王子をロンドン塔に幽閉し、リチャード3世として王位についた。シェークスピアはこの無残なばら戦争のいきさつを「リチャード3世」に著わした。ランカスター家の血をひくヘンリー7世がリチャード3世を、ボズワースで破り、ばら戦争が終結、テューダー朝が始まった。(HenrryⅦ,Wars of Roses,St Albans,Bosworth)
« なんじゃもんじゃの木 | トップページ | 長寿番組 »
「世界史」カテゴリの記事
- 世界史探求(2024.05.21)
- ルイ3世(西フランク王)(2024.04.10)
- 唐賽児の乱(2024.02.28)
- ハーグ密使事件(1907年)(2024.02.10)
- 古代エジプトの神々(2023.12.29)
« なんじゃもんじゃの木 | トップページ | 長寿番組 »
コメント