ひじきの日
本日は「ひじきの日」。野坂昭如の小説「アメリカひじき」を読むと「ひじきと油揚げは大阪商人の丁稚の好物」と書いてある。そういえば私はひじきの五目煮を毎日のように食べている。スーパーの弁当にも必ず端にひじきがある。ひじきを食べると長生きする、と昔からいわれる。ところがひじきには発ガン性のある無機ヒ素の含有率が高いという説もあるが、ともかく、ひじきはご飯のおかずとしてポピュラーである。鹿尾藻、鹿角菜、鹿尾菜、羊栖菜、六味菜とも書く。野坂の小説「アメリカひじき」はちょっと人を食ったところがあって、ひじきは実はアメリカ製の紅茶の葉。水につけて戻し、干してから食べたところ、美味しくなかったという、体験談を題に付けている。「ひじき」は夏の季語。
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