秋田県知事は殿様の子孫
現在の秋田県知事・佐竹敬久は佐竹北家第21代当主である。かつての殿様の子孫が県知事であるというのは戦後では6例目だそうだ。久松定武(愛媛)、鍋島直紹(佐賀)、加納久朗(千葉)、松平勇雄(福島)、細川護熙(熊本)。日本は江戸の名残を現代にのこしている。藩名が県名として残っている県は、鳥取と佐賀と、そして秋田である。もちろん秋田でも幕末において、幕府につくか、討幕につくかと悩んだであろう。当初は幕府側につき奥羽越列藩同盟に参加していた。ところが尊攘派が形成され、列藩同盟を裏切った。これによって周囲からの攻撃を受けたが、新政府からは忠勤藩としての評価をえることができた。1871年の廃藩置県では「秋田県」が置かれることになった。
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私も秋田県知事の佐竹氏と同じく敬久と申します。ノリヒサと発音する名前自体が少ないのに、使っている漢字も全く同じというのは日本中に佐竹氏ただ一人だろうと思います。県知事さんと同じ名前で光栄です。ちなみに私の住む静岡の県知事さんの名前は江戸のおかっぴきの様な「平太」です。
投稿: 望月敬久 | 2012年9月28日 (金) 14時56分