清盛の出家
大河ドラマ「平清盛」第35回「わが都、福原」では1168年2月、病から回復した清盛は、明雲の手によって出家する。平家一門の前で頭を丸めた姿を披露した。そして福原に隠居する。平信範(112-1187)の日記「兵範記」にも病の記録がみえる。清盛は「寸白」という寄生虫病を発病して、数日、危篤状態に陥ったとある。そしてその後の出家については、「除病延寿菩提」とある。出家することで病が癒えると信じていたようである。この「兵範記」の原文テキストは京都大学電子図書館でウェブ上で閲覧が可能である。
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