綿矢りさは京都がよく似合う
本日のNHKスタジオパークは芥川賞作家、綿矢りさがゲストだった。17、18日に予定されていた日中青年作家会議に出席予定だったが、反日デモの影響で中止されたが、そのような話は聞かれなかった。トークは苦手なようで言葉は途切れがちで大人しい雰囲気だったが素顔がみれてよかった。2年前から故郷の京都に戻って執筆活動に専念している。綿矢りさ京都おすすめスポットは金閣寺。近くに住んでいたという。愛読書は「風とともに去りぬ」や太宰治。10年間で「インストール」「蹴りたい背中」「夢を与える」「勝手にふるえてろ」「かわいそうだね?」「ひらいて」、ほか短編「しょうがの味は熱い」「自然に、とてもスムーズに」など寡作。最近、大江健三郎賞を受賞している。林芙美子や瀬戸内晴美とは違う。あくまで自然流で誠実なフツーの女性である。
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