泣く女
1927年、パブロ・ピカソ(1881-1973)はマリー・テレーズ・ワルテル(1909-1977)と出会う。「あなたは興味をかきたてる顔をしている。肖像を描かせてくれませんか」と話しかけたことから始まった。ピカソとマリーとの恋愛が始まると、妻のオルガ・コクロヴァの嫉妬は燃え上がった。彼女はピカソやマリーを大声で罵った。1935年、オルガと離別し、マリーは娘マヤが生まれた。しかしピカソには新しい写真家のドラ・マール(1907-1997)と恋仲になった。「泣く女」(1937)はドラ・マールがモデルといわれる。(Pablo Picasso,Marie Therese Walter,Dora Maar)
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