タンゴ発祥の地ボーカ
タンゴはアルゼンチンのブエノスアイレスの港町ラ・ボーカという町で生れた。スペインやイタリアからの貧しい移民たちが、ここの酒場で踊ったといわれる。(ボーカは「母をたずねて三千里」でマルコがイタリアからアルゼンチンに渡り、最初に着いたところ)最初は男同士で踊ることも少なくなかったが、やがて娼婦を相手に踊られるようになった。ただ、リズムに関しては、キューバのハバネラ、ヨーロッパ伝来のワルツやポルカ、アフリカ起源のカンドンベ、アルゼンチンのパンパで生れたミロンガなどが、影響を与え、タンゴができあがっていく。1870年の初め頃であろうといわれるが、詳しい資料はなにも残っていない。(Argentina,Boca)
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