陽気なチリの踊り・クェッカ
クエッカはボリビア・チリ・アルゼンチンで盛んなダンス。酒場で今でもクェッカ・ダンスは見られるのだろうか。クェッカ(Cueca)はラブハントのために踊るもので、男性と女性がお互いに右手で白いハンカチを振りながらぐるぐると回る。まるでオンドリがメンドリを追いかけるような格好だ。ギターで全て伴奏を行うが、アーコーディオン・ハープなども使う。ステップはなかなか難しいが、女性の踊りはとくに魅力的である。
もともとペルーのリマで発生して、チリに渡ってきたといわれる伝統的な民謡で、18世紀頃から盛んに踊られるようになった。スペインのフラメンコの流れをくむもののようである。代表曲に「ラ・ボリビアーナ」「水瓶のクェッカ」「忘却のクェッカ」などがある。(Cueca)
« 引越魔列伝 | トップページ | 屋代島ってどこにあるの? »
「地理」カテゴリの記事
- アンティポディーズ諸島(2022.08.13)
- 猛暑と地球温暖化(2022.06.28)
- 帝国書院の「世界の諸地域NOW2022」(2022.04.10)
- 三角州の分類(2022.04.09)
- 中国張家口(2022.02.16)
コメント