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2012年9月13日 (木)

13の恐怖(トリスカイデカフォビア)

Photo_3   欧米では、13の数字は不吉といわれる。13日の金曜日は、家の新築や引越しや旅行、結婚式はすべて避ける。ヨーロッパのホテルや病院には、13号室とか13階がないことも多い。絞首刑台を俗に13階段という。13という数字を嫌う恐怖症をギリシャ語を使ってトリスカイデカフォビアという。4の恐怖症をテトラフォビア、666恐怖症はヘクサコシオイへクセコンタへクサフォビアという。だがなぜ、13という数字が不吉といわれるかというと、どうもいわれがハッキリとしない。キリストが処刑された日が13日の金曜日だったからとか、最後の晩餐でキリストを裏切ったユダが、13番目の席に着いていたからなどいわれている。いずれにしても、キリスト教と関係があることだけは確かであろう。もともと金曜日は金星(Venus)で、ヴィーナスの名が示すように愛の女神を讃える日だった。ところがキリスト教が普及すると、それは快楽に溺れる邪教の祭りとされ、中世では金曜日は悪魔崇拝の日として忌み嫌われるようになった。魔女の饗宴(サバト)は金曜に開かれ、しかも集まる人数も13人。魔女と黒猫が悪事をたくらむときも、かならず13人と13匹ずつ集まるという。この伝承が、13が忌み嫌われた理由である。だが、本当はそれよりももっと古い時代から、13という数字は嫌われていた。古代バビロニアで12進法で数えるとき、13番目は「はみだしたイヤな数」とされ、このことからだんだん、13を不吉とするジンクスが生れたようだ。では、金曜日はなぜ嫌われたかというと、古代のヨーロッパでは罪人は、いつも金曜に処刑されていた。そこで金曜日が不吉に結びつけて考えられるようになった。これらは現代の人々にとっては、ただの迷信にすぎないと考えるかもしれない。野球選手の背番号はどうであろうか。大リーグでも日本でも13の背番号の選手は多い。西武の西口文也、中日の岩瀬仁紀、阪神の榎田大樹のように投手が多い。これは相手チームにとって嫌がられるような呪いがこめられているように感ずる。巨額契約金問題の巨人の野間口貴彦は入団時は背番号13だった(現在は45)。通算勝利も13勝。13という数字に本人が呪われているようだ。

   13という数字は、いまも、世界の人々の意識の下に根を下ろし、呪いをかけているかのようである。

( Triskaidekaphobia,Tetraphobia,Hexakosioihexekontahexaphobia,Sabbath )

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