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2012年8月26日 (日)

崇徳院御歌

Photo_4     本日は崇徳天皇の忌日。NHK大河ドラマ「平清盛」第19回「鳥羽院の遺言」崇徳院は鳥羽天皇の第1皇子となっているが、実は鳥羽天皇の祖父白河院が待賢門院璋子に生ませた不倫の子なのである。白河院の強い意向で、鳥羽天皇は譲位し、崇徳天皇はわずか5歳で皇位につくが、白河院がなくなると、鳥羽院が強い院政を敷き、崇徳天皇は21歳で譲位させられる。不幸な生涯であったが、和歌に深く心を寄せられ名歌が多い。後白河帝即位の宴に、崇徳院が送られた歌「あさぼらけ 長き夜を越え にほひたて くもゐに見ゆる 敷島の君」句の上の文字をつなげると、「あなにくし」となり、恨みが込められている。この歌はドラマの創作であって、崇徳院の実作ではない。天皇の御歌を捏造するとは少しやり過ぎではなかろうか。崇徳院の御歌は計78首ある。「瀬を早み岩にせがるる滝川の われても末に逢はむとぞ思ふ」「春くれば雪げの沢に袖ひれて まだうらわかき若菜をぞつむ」「五月雨に花橘のかをる夜は 月すむ秋もさもあらばあれ」「いつしかと荻の葉むけの片よりに そそや秋とぞ風も聞こゆる」

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