オリンピックと愛国パフォーマンス
日本は、アジア大陸の東に弓なりに連なる島国である。隣国とは海でつながっているため、国境離島の管理・監視がとくに重要である。現状は実効支配を示す構造物は少ない。日本の領土である竹島には韓国が灯台や監視所、アンテナなどを立て不法に占拠している。ロンドンオリンピックはアジアでも熱狂したが、ともすればナショナリズムが暴走する。8月10日には韓国大統領として初めてイ・ミョンバク大統領が竹島に上陸した。そしてオリンピックでサッカー選手が竹島の領土を主張するメッセージを掲げた。これら反日・愛国パフォーマンスが飛び火する形で香港の民間団体が15日、尖閣諸島魚釣島に上陸し逮捕されるという事件が起こっている。弱腰外交といわれた野田首相は今度こそ身命を賭して、日本の外交の立て直しに立ち向かう必要がある。
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