スペンサーの綴り字
スペンサー(Spencer)とは、1790年代に現れた、燕尾服の尾の部分を切り取った形状をもつ、ウール製の外套。スペンサー伯爵ジョージ・スペンサーが暖炉のそばに立って、尾の部分を焦がしてしまい、その部分を切り取ったことから、新しい流行を生み出したといわれる。
スペンサーとは外国苗字である。姓が一般だが、名にもなる。また綴りがspencer、あるいはspenserの両方が存在する。16世紀の英国詩人エドモンド・スペンサーはSpenserである。最近はSpencerが多い。ダイアナ・スペンサー、スペンサー・トレーシー、オクタヴィア・スペンサー(画像)。日本人が最も記憶にあるスペンサーは阪急ブーブスのダリル・スペンサー。巨漢ながら走塁に迫力があり、捕手に恐れられた。
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