土用の丑の日。夏のこの日に鰻を食べてスタミナをつけておくと、夏バテしないで猛暑を乗り切ることができるという。ある調査によれば、この日に鰻を食べる日本人の大人は7割近くいるそうだ。ところで、江戸時代から丑の日に鰻を食べるようになったのは、こんな逸話がよく知られている。蘭学者の平賀源内がある鰻屋から看板を依頼されたとき、万葉集の中の故事を思いつき、「本日丑の日」という看板を書いたところ、その鰻屋は大繁盛をした。青山白峰「明和誌」(文政5年)に記されている。そこで江戸中の鰻屋もこれにならったことから、土用の丑の日に鰻を食べる習慣ができたという。
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