小沢新党のゆくえ
ついに小沢一郎が民主党から離党し、新党代表に決まった。「顔なし、金なし、連携なし」と前途多難な小沢新党だが、はたして民主党政権を壊すことができるのか。イタリア政党連合「オリーブの木」をモデルにした協力体制の構想の話がある。つまり3大都市圏の知事の連携に小沢一郎がからむという構図である。だが周知のとおり石原慎太郎と小沢一郎とは犬猿の仲。いわば薩長連合を実現するには坂本龍馬が必要になる。船中八策の橋下徹が2人の同盟を結べば平成維新の勢いは加速するにちがいない。1989年、47歳の若さで自民党幹事長に就任して以来、小沢には政敵が多すぎた。だが政局は野田でも谷垣でもなく、やはり小沢を軸に動いている。これから小沢一郎最後の闘いがみられるだろう。
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