「最後の晩餐」は魚料理だった
NHK「ザ・プロファイラー」第3回は万能の天才レオナルド・ダ・ヴィンチ。番組で実際の「最後の晩餐」の料理を作って岡田准一、池上英洋、福岡伸一が食べる。メインはなんとウナギ。これまで子羊やパンが一般に描かれていたが、革新的なダ・ヴィンチは魚にした。ギリシャ語で魚は「イクトゥス」というが、イエス、キリスト、神の子、救世主の頭文字を並べたものと同音である。ダ・ヴィチの絵画には暗号が隠されている。松井文子が好きだという「白テンを抱く婦人像」(1485年)。ルドヴィコ・スフォルツァの愛人チェチェリア・ガレラー二がモデルと思われるが、動物を表わすギリシャ語「ガレン」がチェチリアの姓と同音である。ダ・ヴィンチは最高の芸術家であり、科学的発見、技術的発見は数知れぬが、着地点が見出せぬ未完の天才だった。
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