リオネラ・プイリエワ
映画「カラマーゾフの兄弟」(1968)を見る。232分の大作。グルーシェンカ役のリオネラ・プイリエワがとても美しい。イワン・プイリエフ監督(1901-1968)の夫人だが、撮影途中で監督が急死し、ミハイル・ウリヤノフ、キリール・ラブロフたちが協力して完成させた。
グルーシェンカはカラマーゾフの父と息子を翻弄し、イワンの許婚カテリーナを嘲笑する悪女だが、実はある老商人の妾で、借金に苦しんでいるのを知ったドミトリーがなんとか金を工面しようと奔走する。いつしかドミトリーとグルーシェンカとの間に真実の愛が生まれる。リオネラ・プイリエワは1938年生まれで当時30歳、シルヴァ・コシナ風の美人。いまも元気だろうか。(Lionella Pyryeva,Ivan Pyrev)
« 作家の趣味あれこれ | トップページ | 浅黄色と浅葱色は違う »
「女性」カテゴリの記事
- 龍馬の婚約者「千葉佐那」(2024.10.15)
- 岸壁の母(2022.12.17)
- 宇治原はスカーレット・ヨハンソンを知らなかった(2018.12.01)
- ファニイ・フェイスの時代(2020.04.16)
- 活動的なファーストレディ(2023.07.08)
コメント