月の港ボルドー
フランス南西部にあるボルドーは、ガロンヌ川の三日月形の湾曲部分が港として発達し、その地形に由来して「月の港」と呼ばれるようになった港湾都市である。古くからワインの産地として知られたボルドーは、ガリア人の集落を起源にもち、ローマ帝国の植民地となってからは交易都市として発達した。12世紀にはイングランドなどとの交易で一大商業都市に成長。現在の街並みは、絶頂期であった18世紀の新古典主義の都市計画によるもので、ブルス広場や大劇場などが残る。ピエール橋はガロンヌ川を渡る最初の橋である。( Bordeaux,Pont de Pierre,Port of the Moon,place de la Bourse,Garonne,Gallia )
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