体温計とトーマス・オルバット
体温計の発明はガリレオの寒暖計の発明をヒントにして、カポディストリア(現在はスロヴェニアのコペル)の医師サントーリオ・サントーリオ(1561-1636)が1609年(1612年の説あり)考案したといわれる。しかしこれは実用からは程遠いもので、その後、ファーレンハイト(1686-1736)などによって改良され、カール・ブンダーリッヒ(1815-1877)によって医療への応用が進められた。
1866年イギリスの内科医トーマス・オルバット(1836-1925)によって小型の体温計が発明された。それまでの大きな体温計は体温を測るのに20分ほどかかるものであったがこれによって大きく短縮された。(Galileo,Santorio Santorio,Daniel Gabriel Fahrenheit,Carl Reinhold August Wanderlich,clinical thermometer)
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