四角いスイカ
スイカといえば丸形だったり、小玉のように楕円形だったりするが四角いスイカもある。香川県善通寺の生産者が約30年前に開発し、全国に流通している。価格は1個1万円で、甘味に乏しくディスプレイとして使われているらしい。
スイカがわが国に伝えられた室町時代。当時の人々は赤い果肉が生首を思い出すので食べられなかったという。江戸時代にも由比正雪の乱の翌年、慶安の頃にスイカが出回ったが、由比正雪の首だといって食べられなかったという話が伝わる。江戸にスイカが広まったのは万治(1658-1661)のころで、京都に広まったのは、寛文から延宝(1661-1680)以後とある。1770年、以降、スイカは夏の味覚として広く庶民にまで食べられるようになった。
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