懐かしの60年代女優
日本映画チャンネルを見ていると懐かしい女優がでている。真理明美、賀川雪絵、宇津宮雅代、江夏夕子など(大坂城の女)。豊浦美子、菱見百合子、進千賀子広瀬みさ。進千賀子といえば「美しきチャレンジャー」(1971)、ヒロイン小鹿みどりのライバル七瀬茜である。日活時代は吉永小百合の映画の脇にまわされた。東宝の黒沢年男・酒井和歌子「めぐりあい」に脇役で出ている。大手自動車工場の美人事務員。酒井はベアリングの町工場の事務員。黒沢は進に振られて、酒井を選ぶ。1968年の恩地日出夫のこの青春映画は世相がとてもよく描かれている。クーラーのまだ普及していない暑い夏、大学進学熱はまだ高かった、学園紛争、ベトナム戦争が泥沼化、グループサウンズの流行。すべて青春の原点がこの1本に詰め込まれているような作品だ。進千賀子はとてもきれいな女優だったが、主演作品を見たことがない。
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とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。
投稿: あろえ | 2012年6月25日 (月) 17時42分