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2012年5月 6日 (日)

保元の乱、前夜

   大河ドラマ「平清盛」第18回「誕生、後白河帝」保元の乱の原因の1つに、後白河天皇(松田翔太)の即位を決めた鳥羽院(三上博史)の処置に対する崇徳院(井浦新)の深い恨みがあったことは、『保元物語』が冒頭に説くところである。鳥羽院は、美福門院(松雪泰子)が生んだ近衛院を帝位につけさせるために、まだ若年の崇徳天皇を退位させた。ところがやがて近衛天皇が17歳で早世したので、世間では、つぎは崇徳院の第1皇子重仁親王が即位すると予測し、崇徳院もそれを期待していた。だが、鳥羽院は四宮(後白河)を推して即位させてしまった。そのため崇徳の恨みはいっそう深くなり、やがて鳥羽法皇の死後、崇徳上皇方が乱を企てることになる。さて、ドラマの主役である清盛、義朝両人がこの状況の中で如何なる行動をとるのか期待が高まるが、保元・平治の乱の両雄の微妙な動きの相違に注目していきたい。

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