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2012年4月23日 (月)

「坊っちゃん」4人のモデルたち

1102952751  夏目漱石「坊っちゃん」の主人公は、これまで漱石自身とする説をはじめ、複数の実在モデル説がある。この作品は松山の中学校が舞台なので、当時の教師にモデルを求めるのがいちばんストレートであろう。最有力候補はやはり弘中又一(1873-1938)であろう。当時22歳であったこと、シッポクうどんを4杯食べたことが決め手である。関川夏央は明治大学生の太田仲三郎(1887-1945)を「坊っちゃん」のモデルとみている。(「坊っちゃんの時代」)太田は自書「明治蹇蹇秘録」でモデルが自分であるといっている。

Img_1178930_34252419_8    新潟の人であるが関根萬司(1862-1945)は漱石と同じ二松学舎の学友であり、渾名が「ボンチャ」だったことが決め手とされている。

 最近、片野善一郎「数学を愛した作家たち」(新潮新書)にまた一人「坊っちゃん」のモデルを記している。日本最初の数学専門誌「東北数学雑誌」を創刊した林鶴一(1873-1935)だというのである。

Photo_2  数学者の林は徳島の人で京都帝大を卒業後、松山中学で2年間数学を教えたが、エピソードの多い名物教師だったらしく、いちばん「坊っちゃん」に近い人物と目されている。

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