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2012年4月24日 (火)

「ダーリン」「ハニー」は男女にかかわらず

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 「ダーリンと和枝」結婚記念ソノシート「平凡」付録

   英語圏では「ダーリン」「ハニー」は男女かかわらず使われる呼称である。なぜ日本では「ダーリン」は男性の恋人、もしくは夫の意味で、「ハニー」が女性に限定して使われるのだろうか。もちろん一部の人は、いとしい人を呼びかける愛称として男女かかわらず使っている場合もあるかもしれない。だが「ダーリンは外国人」は明らかに夫のトニー・ラズロを指している。なぜ英語が日本に流入すると、日本式になるのだろうか。「ダーリン」という言葉を聞くと、私の世代は美空ひばりが夫の小林旭を「ダーリン」と呼んでいたことを思い起こさせる。「奥様は魔女」でもサマンサは夫をダーリンと呼んでいた。(これは愛称ではなく、夫の名前だった)中尾ミエが歌った「可愛いベイビー」や「ハニー」で「ベイビー」「ハニー」は女性を指すものだと思い込んだ人も多いだろう。結局、テレビなどからくる僅かな情報がお茶の間に入り込んで、日本語の一部に浸透していったので、誤解してしまったのかもしれない。

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