日本と欧米、しぐさの違い
指でまるをつくと「OK」のサインとして使うことがあるが、欧米では時に「間抜け」を意味することがある。「よろしい」「そのとおり」などを表現するときは、親指を立てるしぐさをする。日本人がしなくて欧米人がする動作に、相手に手の甲を見せて、中指だけを立てるしぐさがある。このしくざは「クソ食らえ」を意味する。人指し指と中指を立てて「平和」「勝利」を意味するVサインは1970年代から日本でも写真撮影でよく行われるしぐさである。最近では韓国や台湾でも普通に使われる。韓国グループBIGBANGが手の甲を見せたVサインをしたことがアイルランドで問題となった。イギリス、アメリカなどでは侮蔑的なしくざである。
もともとVサインは百年戦争の挑発ポーズが起源といわれる。捕虜になると指を切り落とされるので、その指を2本立てて、落とせるものなら切り落としてみろという示威行為である。ウィンストン・チャーチルのVサインにも絶対に勝利するという敵に対する示威である。ジョン・レノン、巨人の星、サインはV、コニカカメラのCM、ジャネット・リンなどで日本ではVサインは人気の決めポーズになった。最近でも山田優は婚約指輪をVサインで報道陣に披露している。
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