« ウルトラマラソン | トップページ | 森鴎外と高木兼寛の脚気論争 »
「執炎」「愛の渇き」「私が棄てた女」と浅丘ルリ子主演映画を三本みたが、浦山桐郎のが一番よかった。といっても「私が棄てた女」は棄てられた女ミツ(小林トシコ)が主役である。窓から転落死するシーンが印象的だ。最後の現実か非現実か分からぬシュールな映像は当時の流行だろうか。ともかく珍奇で仰天する映画である。日活がテレビの攻勢を受けて、逆に監督はなんでも自由に映画がとれた時代の作品なのだろう。興行的には、ともかく作品的には高い評価を受けている。
名前:
メールアドレス: (ウェブ上には掲載しません)
アドレス(URL):
内容:
コメント