消えた殺人鬼ペドロ・ロペス
1971年に画家を装い、若い女性に近づき言葉巧みに愛車に乗せ、人気のない場所で暴行、殺害し、遺体は山中に埋める。この手口で同年、8人の女性を殺害し、日本中を震撼させた男、大久保清の名前を忘れる人はいないだろう。もちろん死刑になった。ところが世界には300人を殺して釈放されて今も逃走している男がいる。コロンビアのペドロ・ロペスだ。1978年から僅か3年間でコロンビア、エクアドル、ペルーで女性ばかり300人を殺害している。1980年に逮捕されたが、エクアドルでは死刑制度を廃止しているため、終身刑になった。長期刑は最高で16年のため、1994年に釈放され、コロンビアに引き渡された。ロペスは精神異常と診断され、1998年に50ドルの保釈金で釈放された。2002年には新たな殺人で逮捕状が出されたが、依然として消息は不明である。
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