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2012年3月 8日 (木)

ヤンキー考

    NHK連続テレビ小説「カーネーション」ヒロイン糸子が尾野真千子から夏木マリに交代。時代は昭和60年頃であろうか。孫の里香(小島藤子)はいつもジャージーを着ている。経済的には恵まれた環境ながら人生に価値を見出せないモラトリアム世代。いわゆる「ヤンキー」とか「つっぱり」という言葉が流行った時代をドラマでどのように描かれるのか、今後の里香の成長を見守りたい。

   本来、Yankeeというのはアメリカ人の俗称で大リーグ「ヤンキース」や映画「ヤンキー・ドゥードゥル・ダンディ」など戦後日本でもよく耳慣れた言葉である。ところが現在、日本ではヤンキーとは「不良の少年少女」をいう。おそらく在日アメリカ人は好ましく思わないだろう。この言葉は大阪が発祥地のようだ。難波の「アメリカ村」と呼ばれる地域があるが、ここで買った派手な服を着て、繁華街をウロウロする若者を「ヤンキー」と呼ぶようになったのである。言葉が普及することで、社会的には認知され、「ヤンキー」としての自覚のようなものも生まれ、不良が増殖する。「暴走族」とか「つっぱり」などもそうだが、カッコよく聞こえるネーミングは社会的な悪を助長する恐れがあるので、放送などでは留意してもらいたいものである。大阪を舞台にしたドラマ「難波金融伝」とか地元の人が好意をもっているとは思えない。地元商店街では柄の悪い町、暴力的で怖い、というイメージを払拭したいと願う人も多くいると思うが、ドラマで無定見に誇張され放送されることには問題があると感じる。

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