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松井秀喜選手を「容貌魁偉」と表現すればファンの人からお叱りを受けるだろう。だが後漢書に、「性、人ヲ知ルニ明ラカニシテ、好ンデ士類ヲ訓奨ス。身長八尺、容貌魁偉ナリ」とある。よく人物を見抜き、教え励ました。身長が高く、顔がたくましく立派な様子をいう。後漢の儒者・郭太についての記述で、容貌魁偉とは褒め言葉である。
明治の文豪・森鴎外の一文に「その中へ、毎晩のように、容貌怪偉な大男が、浴衣にへこ帯で、ぬっと入ってくるのを見る」(「余興」)とあるが、わが国では「怪偉」と表記し、魁(おおきい)→怪(あやしい)となり、グロテスクな意味に変化している。
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