無料ブログはココログ

« 飛ぶ夢をしばらく見ない | トップページ | 歴史は繰り返す »

2012年2月 2日 (木)

当るも不思議、当らぬも不思議

1923kantodaishinsai

    易の繋辞伝によれば、宇宙の根元は太極であり、これが陰陽を生じ、陰陽が四象(春夏秋冬)を生じ、四象が八卦を生ずるとする。占いの八卦は、これにさまざまな意味を持たせる。そうして、6個の算木と50本の筮竹とを用いて一定の所作によって結果を出し、これを八卦に当てはめて占うのである。これで人の運勢がわかるかどうかは、まったく科学的な根拠がないことは誰しも知っている。だが人はなにかしら神秘的な方法に救いを求めて、さまざな占いや易、縁起物、姓名判断、おみくじ、風水などに凝る。「当るも八卦、当らぬも八卦」である。ばずれても文句を言う人はいない。伝統ある神仏に祈願しても現世のご利益がない場合もある。だが世の中悪い人も多い。ウソやインチキで金儲けをしようとする人も多い。霊感商法で騙される人が後を絶たない。現代科学も信用できない。津波の過少予測が悲劇を生んだ。放射線量の「人体に及ぼす影響はないとみられる」という報告もどこまで信じられるのか。「首都圏4年以内に70%の確率で大地震」予測は地震が発生するは70%だし、なければ30%だからハズレなしの予想である。隠蔽体質の日本に真実はないと見るべきだろう。

« 飛ぶ夢をしばらく見ない | トップページ | 歴史は繰り返す »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 飛ぶ夢をしばらく見ない | トップページ | 歴史は繰り返す »

最近のトラックバック

2023年12月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31