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2012年2月22日 (水)

うどんはなぜ「饂飩」と書くのか

Cake_marfar_1
 小麦粉を使った唐菓子

    旺文社「古語辞典」を引くと「うどん」の項目は見当たらないが、「うんどん」と引くと「饂飩、うどんの古称」とある。「うどん」はなぜ「饂飩」と書くのだろうか。

   奈良時代に渡来した唐菓子に「混沌」(こんとん)というものがある。食べ物なので、食扁に改めて「餛飩」と書いた。熱い食べ物なので「温飩」になった。これが、また食扁に変って「饂飩」になった。丸い形だったものが、薄くのばして、細く切るようになって今日のうどんのようになった。読み方は「オントン(温飩)」から「ウントン(饂飩)」、室町時代に「ウドン」という呼び名が使われ始めた。

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