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2012年2月15日 (水)

マラカイト(孔雀石)

1345

    孔雀石の名は微結晶の集合体の縞模様が孔雀の羽の模様に似ていることに由来する。紀元前2000年ころのエジプトですでに宝石として利用されている。当時のエジプト人はラピスラズリ(青)や紅玉髄(赤)などと組み合わせ、特定のシンボルを表す装身具に用いられた。現在でも美しい塊は研磨して貴石として扱われ、アクセサリーなどの宝飾にも用いられるが、モース硬度3.5-4と柔らかい鉱物であることから、硬度7以上を定義する宝石には合致しない。

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