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三国時代、益州の地は、要塞堅固で物産豊富、「一州自活の地」たりえる経済力を有していた。益州の刺史、張松は劉璋に仕えていた。かつて魏へ使者として曹操に面会したとき冷遇されたため曹操を嫌い、劉璋へ劉備と結ぶよう進言する。張松は容貌は優れなかったが、才覚のある人物だった。劉備からの手厚い歓待を受けた張松は、益州の軍備や地理について詳しく語り、地図を献じた。後日、劉璋から劉備に内通したとして、その妻子ともども処刑されることになる。
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