オランダの古城
マイデン城(Muiden slot)はアムステルダムの東方10㎞余に位置する、おとぎ話にでてくるような美しい古城がマイデン城である。1280年にフローリス5世により建造されたが、彼が1296年に城中で殺害されたあと、主を失った城は放置されて廃墟化された。これを14世紀後半に再建された。1609年に城主となったピーター・ホーフトは芸術家や音楽家を集めて文芸サロンを開いた。現在、一部を博物館として公開している。
オランダ南部にあるヘルモント城(Chateau Helmond)は1402年に建造された。城の周囲は水濠で囲まれている。
聖ウデンロード城はオランダ南部スヘルトへーンボス近郊にあり、近世に改築されて図書館になっている。
ライデン城(De Burcht te Leiden)の創建は10世紀まで遡る古城であるが、現在の城郭が構築されたのは1150年である。城は小丘上の頂部に環状城壁を廻らして、その一箇所に通路を設ける。
« 道鏡の虚像と実像 | トップページ | ローマ帝国と邪馬台国 »
「世界史」カテゴリの記事
- 李氏朝鮮はなぜ元号がなかったのか?(2023.05.24)
- ハインリヒ5世(2023.05.23)
- 劉裕と陶淵明(2023.05.22)
- ポーランドの英雄ヤン・ソビエスキ、国王に即位する(2023.05.21)
- ゴンブルサ事件(2023.02.18)
コメント