人はそれをスキャンダルとよぶ
朝日新聞(2011.2.18)に「敗れざる40代女子」で元女流棋士・作家の林葉直子のインタビューがある。「将棋のプロになんか、ならないほうがよかったかな。そう思うことがあります」といきなりネガティブな話から始まる。「最初は私が電話番号のメモを渡したんです。電話がかかり、尊敬する上司に目をかけられたOLみたいな感じで舞い上がってた。でもね3ヵ月で飽きましたね。相手は有名人でしょ。ドライブにもレストランにも行けない。彼はとことんマイペース。定刻に来て、お酒飲んで・・・」それが中原誠の「突撃します!」だったのか。男と女のよくある話、それでいいじゃないか。あのジョン・F・ケネディは女好きだった。ジャクリーン以外にもマリリン・モンロー、オードリー・ヘプバーン、ソフィア・ローレン、アンジー・ディキンソン。なんとマレーネ・ディートリッヒの名前まで挙がっている。関係なかったのは、ブリジット・バルドーだけか。チャップリンの認知騒動。ウッディ・アレンの養女虐待。マーロン・ブランドの息子の殺人。アラン・ドロンのマルコヴィッチ事件。克美茂愛人絞殺事件。ラナ・ターナーの娘の殺人。シナトラとマフィアとの関係。それらにくらべればビル・クリントンのモニカとの情事はかわいいもの。巨人の二岡がモナとの情事が発覚して、坊主になったりしたけど、色事で世間に詫びるのは相手の女性はどんな気持ちかなと思うことがある。愛は世間が裁くものじゃない。最近はSEXやエロスに過敏になりすぎて、ある美術館では、性的な作品に抗議がでて突如の中止になった。都の青少年条例が強化されたことも背景にあるらしい。
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