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2012年2月14日 (火)

黄鳥歌

   シェリー(1792-1822)は友人キーツ(1795-1821)の訃報に接すると、「アドネイイス」を書いてその死を悼んだ。映画「ローマの休日」でアン王女がシェリーの詩をキーツと思いちがいして、新聞記者ジョーと言い争う場面がある。韓国映画「ピアノを弾く大統領」に似た場面がでてくる。熱血女教師ウンス(チェ・ジウ)が韓国大統領ハン・ミヌク(アン・ソンギ)に罰として韓国の古詩「黄鳥歌」を100回書かせる。ところが一箇所「地」は「之」が正しいという。大統領は「地」が正しいと言い張る。結局、女教師が正しかった。そういえばこの映画「ピアノを弾く大統領」は身分違いの恋だが、「ローマの休日」の逆バージョンである。つまりハッピー・エンドだ。

    ところで問題の古詩は高句麗瑠璃明王の作(前17年)のもので韓国人なら誰でも知っている有名な詩らしい。

   「黄鳥歌」

翩翩黄鳥 楽しげに飛ぶ黄色の鳥よ

雌雄相依 つがいとなって相寄り添う

念我之独 自分と省みれば私は独りである

誰其與帰 誰とともに帰ればよいのだろう

    瑠璃王(前19-後18)は中国の史料「魏志東夷伝」に見える「騶」に比定される。つまり朱蒙(チュモン)東明王の子。瑠璃は新の王莽によって殺されたとされている。

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