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2012年2月19日 (日)

読書量が減った

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    平成になってから国民全体の読書量はたしかに減ったと感じる。おそらくこれはインターネットの普及と関連するだろう。たしかにネットは調べるには便利な道具だ。ただこれによって、容易に情報が入手できるため、人は面倒で苦痛をともなう本をじっくりと読むという時間は少なくなってきた。雑誌やマンガの軽読書はしても、専門書を読破するという作業は減った。研究者もパソコンに向かう時間は増えても、読書時間そのものは減っている。これは明らかに知性の低下現象である。新刊書店の本をみても、わかりやすく書いた入門的な本、中身のないスカスカの本がよく売れている。

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