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2012年2月28日 (火)

冒険ダン吉はミクロネシアにいた

Nakayama1
 トシオ・ナカヤマ

    谷川俊太郎の詩に「ひとくいどじんのサムサム」というのがある。むかしはこれに曲がついて童謡としてNHKで流れていたが、いま聞くことができない。人食い土人がいて、お腹がすいたので亀の子たわしを食べて、次に隣に住んでいる自分の友だちを食べて、最後に自分を食べて、とうとう「ひとくいどじんのサムサムはいなくなった」という話である。ある評論家は「核時代の人類滅亡を警鐘したもの」として高く評価されたが、「土人」という言葉が差別語となって陽の目をみなかった。思えば、戦前までは「南洋の土人」といのは身近な存在だった。漫画「冒険ダンくん」は王冠をかぶり腰蓑をまとい、黒人の土人たちを従える。舞台は黒人や像が登場するのでアフリカのようであるが、実際はミクロネシアの小島と思える。ミクロネシア、むかしのトラック諸島はヴェルサイユ条約で日本の委任統治となり、1922年にパラオに南洋庁が置かれた。ミクロネシアには現代も多くの日系人が住んでいる。4代目、5代目になるらしい。ミクロネシアの初代大統領トシオ・ナカヤマ(1931-2007)は日本人の父と酋長の娘マルガレッタとの間にチューク島(秋島)で生れた。1979年アメリカから独立して初代大統領として2期8年努めた。現在の大統領マニ・モリも酋長の一族だった。

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