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2012年1月25日 (水)

それでも地球は回っている

Photo
富山県泊町での宴会の写真を証拠として弾圧がなされた

   宗教裁判で地動説が間違いであることを強要させられた天文学者ガリレオは、小さな声で「それでも地球は回っている」と言った、という逸話は子供にもよく知られている。これは国家権力による思想弾圧の有名な事例であるが、昨今世論を賑わしている田母神俊雄が政府見解と異なる論文を発表し、更迭されたという問題が、言論の自由や思想弾圧と無関係なことと本当にいえるのだろうか。自民党、民主党、共産党や朝日新聞など巨大メディアすべてが田母神攻撃をしている状況をみると何かこの国の異常さを感ずる。たんに戦後の呪縛といってすますことのできない根深い問題である。

    話題は変わるが10月31日、平成14年3月に申し立てた横浜事件の第4次再審請求について、開始されることが決定したという。横浜事件とは、太平洋戦争中に神奈川県特高課が細川嘉六の雑誌論文を手がかりに西沢富夫らの日本共産党再建計画をでっちあげ、さらに雑誌編集者や調査研究所員らあわせて70余名を検挙し、拷問で5名を獄死させたというものである。再審請求は、平成3年1月最高裁によって棄却されたものの、別の遺族の件が申し立てて最近再審請求が認められた。この事件も発端は「改造」に掲載された細川嘉六の論文「世界史の動向と日本」である。この時代は悪名高い治安維持法の下で行なわれたものである。ケペルは保革、左右のいかなる陣営に属するものではなく、理性と良心にしたがうのみである。しかし民主主義の名のもとにおいて、日本の将来を論ずる意見内容で各政党やマスコミが大政翼賛会のように、村山談話を御旗として、言論弾圧、思想攻撃をすることは恥ずべき行為であると考える。

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コメント

ケペル氏にまったく同感です。おっしゃる通り、まさに「根深い問題…」です。

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