胡散臭い。江戸時代、胡散と呼ばれる黒い釉薬の茶碗が、もてはやされた。しかし、その茶碗、高麗の焼物といわれたが、実際は中国製ともいわれ確かなことはわからなかった。ここから、生産地や年代がはっきりせず、どうもニセモノくさい茶碗のことを「うさんくさい」と呼ぶようになった。そして、そこから見た様子がなんとなく怪しいさま全般を胡散臭いといい、「きのう胡散臭い床屋へ行った」などと使う。
「うさんくさい」を英語では「fishy」。「魚のような生臭い」から転じて、「疑わしい」「うさんくさい」の意味がある。
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