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2011年11月30日 (水)

自然と調和しないものは醜い

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    ジョン・ラスキンはイギリスが機械文明化されて、自然の風景が破壊されて行くのをみて、「もしこのような状態がイギリスの将来であるならば、意匠も美術の発達もないだろう」といっている。これは産業革命に対する憎悪の言葉で、あくまで自然の美のうちに芸術の美を見出そうとした。「近代画家論」の中で、真の美術は自然を写すことである、と主張している。ラスキンの思想を受け継いだウィリアム・モリスも、「人間の手で作られた物は、とにかく或る形を必ず持っているものであって、もしその形が自然と調和して自然を助ける場合は、それは美しいものであるし、もし自然と調和しないで自然を妨げるものであれば、それは醜いものである」と言っている。彼等はあくなき人間の欲望を反省し、人間らしい生活を自然の中に確立することを考えたのである。

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