スターカップルはなぜ結ばれないのか?
最近、シングル・レコードをよく聴く。西城秀樹と桜田淳子の曲である。カミさんがファンだったのでEP盤がたくさんある。「2人はお似合いのように見えるがなぜ結婚しなかったのか?」と聴いたら、カミさんも同感のようだった。聖子・ひろみ、明菜・マッチ、スター同士が結ばれるのは端で考えるほど簡単ではない。ソフィア・ローレンとマルチェロ・マストロヤンニも「昨日・今日・明日」「ああ結婚」「ひまわり」「結婚宣言」などイタリアを代表する名コンビだが結婚しなかった。マルチェロが選んだのはカトリーヌ・ドヌーブだったし、ソフィアが選んだのは太っちょのカルロ・ポンティだ。マルチェロの160本以上の出演作のうちソフィアと共演したのは10本前後で意外と少ない。「ある愛の詩」のライアン・オニール&アリー・マックグロウ、「プリティ・ウーマン」のリチャード・ギア&ジュリア・ロバーツなどなど。
ペ・ヨンジュンとチェ・ジウ、イ・ビョンホンとソン・へギョも結ばれることはなさそうだ。映画やドラマと現実とは違うといえばそれまでだが夢のカップルというのはなかなかないものである。実は最近になって知った話だが、小林旭と浅丘ルリ子は昭和35年ごろ同棲していていわば事実婚だった事が雑誌記事で明らかになっている。ちょっと納得した気分になった。
ジェームズ・ディーンとピア・アンジェリの2人も悲恋に終わった。旧教、新教の違いが原因ともいわれるが、ピアは歌手のビッグ・ダモンと結婚した。サンドラ・ディーも「避暑地の出来事」で共演したトロイ・ドナヒューと結婚せずに、歌手ボビー・ダーリンと結婚した。だがピアもサンドラもその後の人生はあまり幸福だったとは思えない。最愛のカップルというのがありそうだ。
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