中国の植物学者の娘たち
唐山大地震で両親を失い孤児院で育った李明(ミレーヌ・ジャンパノイ)は、孤島にある植物園に実習生として赴く。そこには怒りっぽいチェン教授と美しい娘陳安(リー・シャオラン)がいた。李明と陳安はお互いに強く惹かれ合い、肉体を求めるようになる。陳安の兄と無理やり結婚させられた李明は夫から暴行をうけ、ふたたび陳安と関係をもつ。ふたりが同性愛であることを知ったチェンは激怒するが、2人は身を守るために教授を殺害する。同性愛が禁じられている中国では法律により2人は銃殺刑に処せられる。「中国の植物学者の娘たち」(2006)は幻想的な雰囲気をだしながらもリアルな物語となってしまった。むかしハドソンの「緑の館」をオードリー・ヘップバーンが演じたが十分なファンタジーにならなかった。しかし森と妖精はよく似合う。
« 津島佑子と太田治子 | トップページ | 二番煎じも美味しいか »
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 「秋ドラマ」どれを見る?(2023.10.14)
- 2023年の夏ドラマ(2023.07.14)
- 今を生きる女性たちを描く(2023.05.01)
- 春のおススメ新番組紹介(2023.05.14)
- 満天のゴール(2023.03.25)
コメント