獄中記
オスカー・ワイルドは今から155年前、アイルランドのダブリンで医者の父と詩人の母の間に生れた。芸術のための芸術を信条とする耽美主義で知られ、「ドリアン・グレイの肖像」「サロメ」で名声を得た。しかし美青年アルフレッド・ダグラス(1870-1953)との同性愛が法廷に訴えられて禁固刑(1895-1896)に服す。「獄中記」はその牢獄生活に書かれた懺悔録である。題は、「ディー・プロファンディス(De Profundis)」深き淵よりの意(旧約聖書「詩篇」130)。ここにはワイルドの宗教観、人生観、芸術観が吐露されている。
« 本を読もう。世界が変わって見えるから | トップページ | アガラス岬と大間崎 »
「世界文学」カテゴリの記事
- 犬をつれた奥さん(2025.08.17)
- 繃帯を巻いたアポリネール(2023.04.09)
- アレオパジティカ(2023.06.01)
- ワシリ―・アクショーノフ(2023.02.05)
- 青ひげ物語(2023.02.04)


コメント