NHK大河ドラマ「江~姫たちの戦国」で第2代将軍秀忠のころ、重臣の本多正信(1538-1616)が権勢を振るっていたようである。演ずるは二枚目俳優の草刈正雄だが、実際の正信は70歳を過ぎた老人だった。官僚派の正信は、本多忠勝(1548-1610)、大久保忠隣(1553-1628)ら武功派と対立していたと伝えられる。正信と忠勝は同じ本多姓を名乗るように、早くから松平氏に仕えた三河武士であり、遠い親戚である。「徳川十六将図」という画題が何枚も描かれているが、多くは武功派武将たちで、官僚派の本多正信が16人にエントリーされることはなかった。
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